2001年03月13日 |
宮城課長、PSで中国代表と会談「再生品と混同」示唆 |
同じ関税番号でリサイクル品登録 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省の宮城勉課長、濱田昌良機能性化学品室長らは12日、ダンピング調査のため来日した対外貿易経済合作部の焦佩斐(ジャオ・ペイヘイ)副処長らと会談し、両国政府のこの問題に対する考え方を中心に意見交換した。 日本政府の基本的な考え方はすでに公聴会での発言などを通じて中国側に伝えてあった。しかしこの日の会談で経済産業省側は新たに浮上した問題として「発泡ポリスチレンのリサイクル品」を取り上げ、「同じ関税番号で正規のペレットと再生インゴット品が輸入登録されており、これが安値輸出の誤解を与えている」と指摘、調査するよう求めた。席上、宮城課長らは日本のリサイクル活動の現状を紹介、再生品の現物を手にとって説明した。焦副処長らはリサイクル品についての認識はなかったようで説明に熱心に聞き入ったという。 なお、焦副処長らは8日に来日、関係各社の代表と会うなど必要な調査を終えて13日、次の訪問国アメリカに向かった。 |