2010年11月10日 |
日揮・第2四半期 急激な円高響く 純利益10.5%減 101億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日揮 |
日揮が10日発表した10年4−9月期連結決算は、急激な円高の影響により前年同期比減収減益となった。最終利益は10.5%減益の101億円だった。 今後の見通しについては、産油・産ガス諸国にプラント・コストの下げ止まり感が出てきたことから、各国に設備投資が計画されている。また中東では人口増加や都市化の進展により、天然ガスを燃料とする発電・造水プラントなどの需要が増加し、天然ガスの開発がさらに拡大する見込み。東南アジア・オセアニアではLNG開発プロジェクトが順次実行に移されようとしており、基調としては回復傾向にあるといえる。 同期末の連結受注残高は9,294億円。通期予想は11月5日に修正発表済み。 【日揮・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ()前年同期比増減率% ◇売上高 179,990(△12.8) ◇営業利益 18,116(△7.8) ◇経常利益 15,317(△14.5) ◇当期純利益 10,132(△10.5) ◇1株当たり純利益 40.09円(44.79円) <11年3月期・通期(連結)予想>()前期比増減率% ◇売上高 480,000(15.9) ◇営業利益 49,500(18.1) ◇経常利益 49,000(20.0) ◇当期純利益 33,000(21.7) ◇1株当たり純利益 130.56円 |