2010年11月11日 |
トクヤマ・第2四半期 経常利益15%減 為替差損大きく |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマが11日発表した10年4−9月期連結決算は、経常利益が為替差損の発生などにより前年同期比14.8%の減益となった。マレーシアでの多結晶シリコン工場建設に伴う為替予約の影響が27億円と大きかった。当期純利益は製品補償損失引当金を積み増したことなどから同31.5%の減益となった。 本業は堅調で、売上高は前年同期比6.8%増の1,397億円、営業利益は同4.8%増の88億円と順調に伸びた。自動車、エレクトロニクス業界の回復を背景に塩ビ樹脂や酸化プロピレンなど石油化学製品の販売が好調だったほか、乾式シリカや窒化アルミなど特殊品の販売が液晶、半導体市場向けに順調に推移した。セメント部門も合理化効果により増収増益を果たした。 【トクヤマ・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ()前年同期比増減率% ◇売上高 139,685(6.8) ◇営業利益 8,775(4.8) ◇経常利益 5,976(△14.8) ◇当期純利益 2,924(△31.5) ◇1株当たり純利益 8.40円(14.91円) <11年3月期・通期(連結)予想>()前期比増減率% ◇売上高 286,000(4.7) ◇営業利益 17,500(6.2) ◇経常利益 14,000(△8.8) ◇当期純利益 7,500(0.6) ◇1株当たり純利益 21.55円 ニュースリリース参照 ○平成23年3月期第二四半期決算短信 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1289450726.pdf ○第2四半期業績予想値と実績値との差異及び・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1289450726.pdf |