2010年11月18日 |
塩ビ管の需要に“底打ち感” 4−9月実績 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩化ビニル菅・継手協会 |
塩化ビニル管・継手協会がまとめた9月の生産、出荷実績によると、塩ビ管の生産は29,083トンで前年同月比83.4%、出荷30,334トンで同93.0%、在庫は33,147トンで同103.45%だった。 10年度2Q(4−9月)累計は生産が141,930トン(前年同期比97.9%)、出荷140,285トン(同94.7%)で、低調だった昨年をさらに下回った。 一方、塩ビ継手は9月の生産が2,629トン(前年同月比99.9%)、出荷2,995トン(同100.5%)、在庫は7,431トン(同85.7%)となった。 10年度2Q(4-9月)累計は、生産13,053トン(前年同期比103.4%)、出荷14,055トン(101.9%)で微増。 業界では、「塩ビ管の需要は、住宅建設や公共投資と連動している。どちらも本格回復にはまだ遠いが、今あたりが底で、そろそろ上向くと思う。これ以上悪くなることはないだろう」と観測している。 |