2010年11月19日 |
富士フイルムRIファーマ、非イオン性尿路・血管造影剤、1月から発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムRIファーマ(本社:東京都中央区、津田三佐雄社長)は19日、同日付で薬価基準収載されたイオプロミド注「FRI」(後発医薬品、一般名:イオプロミド)の販売を2011年1月11日から開始すると発表した。 イオプロミド注「FRI」は、独・バイエル・シエーリング・ファーマ社が開発した非イオン性尿路・血管造影剤で、高い親水性と低浸透圧を実現した製剤。ドイツでは1985年に販売名「Ultravist(R)」として販売開始され、現在では世界約100カ国で臨床使用されている。 富士フイルムRIファーマは今回、バイエル・シエーリング社と契約を締結し、「Ultravist(R)」と同一の原材料・製造所で製造・供給される薬剤を、富士フイルムRIファーマが後発医薬品として国内販売することにした。 ■イオプロミド注「FRI」の特性 (1)世界100カ国以上で使用実績のある製剤 (2)低浸透圧、低粘稠度、汎用性のあるヨード濃度製剤 (3)良好な摺動性を示すシリンジ製剤 【富士フイルムRIファーマ株式会社の概要】 (2010年3月末現在) (1)創立 : 1968年12月 (2)資本金 : 14億円 (3)従業員数 : 373名 (4)事業内容 : 放射性・非放射性医薬品および放射性標識化合物の研究、開発、製造、販売、輸出、輸入 |