2010年11月24日
高橋石化協会長、池田経産副大臣に「原料ナフサ非課税の恒久化」を要望
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会
池田副大臣へ宣言文を手渡す高橋会長(右)

石油化学工業協会の高橋恭平会長(昭和電工社長)は24日、経済産業省に池田元久・経済産業副大臣を訪ね、さきの「原料ナフサの課税絶対反対総決起大会」で採択した宣言文を手渡すとともに、「原料ナフサ非課税の恒久化」を要望した。

これに対して池田副大臣は、「原料に課税するなど論外だ。私は税調でもそれを明確に言ってきた」としたうえで、「法人税の減税は本来、政策効果を狙ったもので、その見返りに別の税をというのは論理的にもおかしい。原料非課税の立場は尊重しなければならない」と、石化業界の立場に強い理解を示した。

そして「石化業界は堂々と主張してもらえばいい。それより安心して
仕事や操業に専念してほしい」と付け加えた。

会談後、高橋会長は「本則で原料ナフサ非課税を恒久化するということについて理解を得られた。民主党内でもかなり理解は広がってきたと思う」と感想を語った。