2010年11月25日
協和キリン、アレルギー性疾患治療剤「アレロック」発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは25日、自社開発のアレルギー性疾患治療剤「アレロックOD錠2.5」、「同OD錠5」(一般名:オロパタジン塩酸塩 口腔内崩壊剤)を同日から発売開始したと発表した。

アレロック錠の主薬であるオロパタジン塩酸塩は、多彩な薬理作用による高い臨床効果が期待され、錠剤だけでなく点眼剤(パタノール点眼薬)としても発売され、アレルギー性疾患の治療に広く用いられている。

今回発売したOD錠は、同社独自の最新技術で開発した口腔内崩壊錠で、一般的な錠剤と同等の硬さを保ちながら、口の中で素早く溶けるという特徴がある。嚥下が困難な7歳以上の小児や高齢の患者、あるいは外出先で水が飲めない状況下での服薬にも適している。