2010年11月25日 |
昭電、エレクトロニクス分野向け特殊ガスの製造合弁会社設立 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工、エア・ウォーター |
昭和電工とエア・ウォーターの両社は25日、エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスの需要増大に対応するため、製造合弁会社を設立すると発表した。 太陽電池、半導体、液晶パネル、LEDなどのエレクトロニクス製品の生産工程で使用される特殊材料ガスは、アジア地域を中心に着実に需要が拡大しており、今後は、エレクトロニクス製品の高品質化、高機能化に対応した新規特殊材料ガスの開発や商品化も求められている。 両社は、こうした特殊材料ガス市場のニーズに対応するため製造合弁会社を設立し、効率的生産体制の構築や両社技術力の活用による新規材料の商品化を目指すことにした。製品は両親会社が引き取り、それぞれのルートで販売する。 ■昭電・徳山事業所に「セレン化水素」年産40トン設備建設 合弁会社は、まず、CIGS型(銅、インジウム、ガリウム、セレンの4元素を使った)太陽電池パネルの光吸収層の成膜に必要な「セレン化水素」年産40トン設備を昭和電工・徳山事業所(山口県周南市)に設置する。2011年6月操業開始の予定。 【合弁会社の概要】 (1)会社名 昭和電工エア・ウォーター株式会社 (2)設立 2010年12月(予定) (3)本社所在地 東京都港区芝大門一丁目13番9号 (4)資本金 1億円 (5)出資比率 昭和電工51%、エア・ウォーター49% (6)事業内容 エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスの製造 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1290665357.pdf |