2010年11月26日
ヒューマンサイエンスセミナー「ロコモティブシンドローム対策に向けて」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:厚生労働省

ヒューマンサイエンス振興財団は、第37回ヒューマンサイエンス総合研究セミナー「ロコモティブシンドローム対策に向けて/変形性関節症・脊椎症の創薬を考える」を30日に東京都千代田区の全社協・灘尾ホールで開催する。

定員200人。参加費は会員5000円、非会員1万円、官公庁・大学等は無料。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の原因疾患として、歩行を困難とさせる変形性膝関節症、変形性腰椎症、骨折に結びつく骨粗鬆症が注目されている。

今回のセミナーでは、この中で最も患者数が多く、その対策の中心となる変形性関節症・脊椎症を取り上げる。変形性関節症・脊椎症の創薬標的分子研究が始まったこと、定量的診断・評価が可能になり始めたことなどから、創薬を考えるきっかけになるとみられるためだ。

セミナーの内容は、診断・治療の返上・課題から始まって、画像診断、バイオマーカー、創薬ターゲット、慢性痛および軟骨再生治療まで、その先駆的研究に焦点をあてる。

問い合わせ先は、ヒューマンサイエンス振興財団(TEL:03-3663-8641)。