2010年12月02日 |
アステラス製薬、米アヴェオ社とのがん領域研究でオプション行使 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は2日、米国持株子会社アステラスUSホールディングの100%子会社、OSI Pharmaceuticals, Inc. (OSI社)と米国のバイオ医薬品会社アヴェオ社(英名:AVEO=本社:マサチューセッツ州)が2009年7月に締結したHuman Response PlatformTM(HRP)を含むアヴェオ社独自の創薬研究基盤技術に関する提携契約について、OSI社が同技術を自社に移管し継続使用するオプションを行使したと発表した。 2007年10月の提携契約以来、アヴェオ社とOSI社は、HRPを活用して、がん領域における上皮間葉転移の原因となる機序を標的とした分子標的薬の創製と、バイオマーカー探索のためのデータベース構築に注力してきた。 今回のオプション行使に基づき、OSI社は、アヴェオ社に総額25百万ドルのライセンス延長料を支払う。技術移管は2011年7月に完了する予定。 なお、12.5百万ドルの初回支払いは、アステラス製薬の2011年3月期第3四半期の研究開発費に計上するが、2011年3月期の業績予想に織り込み済み。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1291256527.pdf |