2010年12月03日
横浜ゴム、タイのタイヤ生産拠点が完全ゼロエミッション達成
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは3日、タイの乗用車用およびトラック・バス用タイヤ生産拠点であるヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)(TRYT)が11月、廃棄物の埋立処分量をゼロにする完全ゼロエミッションを達成したと発表した。
ゼロエミッションの達成は、海外生産拠点で5拠点目。

TRYTは2009年12月に海外の生産拠点で初めて廃棄物の埋立処分量を全排出量の1%未満にするゼロエミッションを達成した。その後、少量ながら埋立処分していた電気部品やバッテリー、電池などについて埋立処分以外の処理方法をリサーチし、処理委託先の現地検証を行った結果、目標達成を確認した。
今後は廃棄物処理の取り組みをさらにレベルアップし、100%再資源化を目指す。

同社は中期経営計画「グランドデザイン100」で「トップレベルの環境対応生産」を行動指針に掲げ、国内外での廃棄物削減に取り組んでいる。

国内ではすでに全8拠点で完全ゼロエミッションを実施中のほか、産業廃棄物の100%再資源化を達成済み。海外は2011年度末までに全15生産拠点の完全ゼロエミッション達成を目指している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1291366976.pdf