2010年12月06日 |
10月のエチレン換算輸出入バランス、出超幅再び拡大 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は6日、10月のエチレン換算輸出入バランスを発表した。前月比輸出が増加したのに対して、輸入が大幅減少した結果、出超バランスは181,000トンと前月から28,100トン拡大した。海外市場の好調を反映したかたちとなった。 10月のエチレン換算輸出量は前月比10.2%増(前年比6.1%減)の217,800トンだった。ベースとなるエチレン生産量が増加したため、生産量に占める輸出比率は34.8%と、前月から1.2ポイント低下した。 一方、輸入は同17.9%減(前年比11.0%増)の36,600トンで、内需に占める輸入比率は8.1%となり、前月から3.1%ポイント低下した。 輸出から輸入を差し引いたバランスは181,200トンの出超となり、9月の153,100トンから28,100トン拡大した。 品目別にみると、輸出はエチレン、ABS樹脂、SM、EGなどが前月比増加。また輸入は、PS、EDC、などが前月実績を上回った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1291597999.tif |