2010年12月08日
出光興産、ノルウェー領北部北海 探鉱鉱区で試掘に成功
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は8日、ノルウェー現地法人の出光ペトロリアムノルゲ(IPN=高橋照之社長)を通じて、30%の権益を保有する探鉱鉱区PL420の「Titan(タイタン)」構造で試掘を行った結果、油・ガスの集積が発見されたと発表した。

試掘に成功したTitan構造は、すでに生産を行っているヨアガス田の西約15キロに位置し、水深約370メートル、海面下約3,400〜3,700メートルの深度に広がっている。

埋蔵量の評価・検討は今後詳細に行うが、現段階では原油換算で13〜63百万バレルと推定されている(出光権益分で原油換算4〜19百万バレル)。開発する場合は、ヨアガス田へ接続する予定。ヨアガス田には生産プラットフォームが建設されており、2010年11月に生産を開始している。

【鉱区の概要】
◇鉱区名(構造名) :PL420(Titan)
◇権益比率
・出光ペトロリアムノルゲ(Idemitsu Petroleum Norge AS) 30%
・アールダブリューイー・ディーイーエー(RWE-Dea Norge AS) 30%
・(オペレーター)スタットオイル(Statoil Petroleum AS) 40%
◇鉱区面積 :約93平方キロメートル


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1291795560.pdf

【関連ファイル】
Titan構造位置図
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1291796603.pdf