2010年12月13日 |
NEDO、「レアメタル代替・削減技術実用化へ助成金」公募開始 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、「希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業」を実施する企業・企業グループの公募を開始した。 公募締め切りは1月26日。全国各地で説明会を開催し公募を呼びかける。 レアメタル(レアアース17元素を含む)31種類は、わが国産業を支える高付加価値な部材の原料だが、特定の産出国への依存度が高いことから、わが国をはじめ世界各国の産業界に多大な影響を及ぼし始めている。 このため同機構では「レアアース総合対策」の一環として、企業が取り組む使用量削減等の早期実用化を支援、助成していくことにした。 今回公募するのは、レアメタルの代替・技術、使用量削減およびリサイクル等の技術に係る実用化開発を行う民間企業が対象で、早期実用化を後押しするのが狙い。 具体的には、 (1)レアメタルを代替する材料の技術開発 (2)レアメタルの使用量を削減する技術開発 (3)レアメタルのリサイクルを促進する技術開発 (4)その他、レアメタルの消費効率化に資する技術開発 がテーマで、とくに「数年以内と、短期間に実用化が期待できる技術」を優先する。 助成率は2/3以内で、助成額は1テーマ当たり3000万円から10億円程度(NEDO負担額)。総事業規模は約100億円(同)。 ■公募説明会 ◇川崎会場=2011年1月6日午後2時〜4時、川崎市幸区大宮町のミューザ川崎セントラルタワー16階。 ◇大阪会場=2011年1月7日午後2時〜4時、大阪市北区梅田の梅田ダイビル16階。 <経産省との合同説明会> このほか、今年12月中に経産省との合同説明会を下記の通り開催する。 【大阪】12月14日午後2時〜3時30分(大阪市中央区の大阪合同庁舎) 【福岡】12月16日午後2時〜3時30分(福岡市博多区の福岡合同庁舎) 【仙台】12月20日午後2時〜3時30分(仙台市青葉区の仙台合同庁舎) 【名古屋】12月21日午後2時〜3時30分(名古屋市熱田区の名古屋市工業研究所) 【広島】12月22日午後2時〜3時30分(広島市中区の広島合同庁舎) 【高松】12月24日午後2時〜3時30分(香川県高松市の高松サンポート合同庁舎) 【札幌】12月27日午後2時〜3時30分(札幌市北区の札幌第1合同庁舎) 公募の問い合わせ先は、NEDO 電子・材料・ナノテクノロジー部レアメ助成係(FAX:044-520-5223)。 |