2010年12月15日 |
11月のPS国内出荷、2カ月連続プラスで今年最大規模に |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が15日発表したポリスチレン(PS)の11月生産出荷実績によると、生産は5万1835トン、前年同月比6%減で今年一番少ない規模となった。定修は昨年1社1工場あったが、今年はなかった。 国内出荷は6万1362トン、同8%増、2カ月連続で前年比プラスとなり、今年に入って最大規模となった。輸出は1805トン、同39%減で6カ月連続のマイナスとなり、出荷合計は6万3167トン、同5%増となった。 月末在庫は6万3942トンで前月よりも15%減少し、在庫レベルはここ20年間での最低レベルになった。国内出荷は電機・工業用が同8%増と4カ月ぶりにプラスに転じ、主力の包装用も同1%増、フォームスチレン(FS)用は今年最高の出荷量で同29%増と高い伸びを示した。 一方、スチレンモノマー(SM)の生産は23万5435トン、同5%減で、国内出荷は12万8246トンで2カ月連続のプラスで、合成ゴム向けや発泡スチロール(EPS)向けが好調だった。輸出は12万8349トン、同3%増で2カ月連続のプラス、出荷合計は25万6595トン、同2%増だった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1292386855.pdf |