2010年12月16日
中国の自動車生産・販売、1,800万台へ、中国工業協会の見通し
【カテゴリー】:海外
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中国の今年の自動車生産台数は10月時点で1,700万トンを超えるとの見通しがでていたが、中国自動車工業協会ではこのほどこれを約100万台上回り、1,800万台に乗るとみている。

1〜11月の生産が前年同期比33.71%増の1,640万台、販売は同34.91%増の1,639・5万台となった。11月の生産は前月比13.67%増(前年同月比26.11%増)の175.5台。09年にはすでに米国の1,042万台を超え、世界トップに立っている。

1〜11月の生産のうち乗用車は136.5万台、商用車が39万台で、とくに乗用車が前年同期比27%も上回っている。中国の自動車生産は民族メーカーの生産と合弁メーカーの生産が接近してきており、11年には民族メーカーが上回る勢い。

中国は排気量1・6リットル以下の小型車の減税措置をことし年末まで延長する一方、大型車の税率を5%から7.5%に引き上げ、また、農村への自動車普及をはかるなどの措置をとっている。