2010年12月17日
合成ゴム工業会、盛大に創立40周年記念パーティ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省
挨拶する古河直純会長

合成ゴム工業会は今年創立40周年を迎え17日、東京・大手町の経団連会館で記念祝賀パーティを開いた。

1970(昭和45)年3月、メーカー8社でスタート。その後ラテックスメーカーが加わり、現在会員会社14社で構成。設立当時69万7,000トンだった合成ゴム生産量は、ピークの07年には165万5,000トンと2倍以上に増えた。製品の品質や機能もこの間に飛躍的に向上した。

古河直純会長(日本ゼオン社長)は「これまで40年の間には石油危機やバブル崩壊、リーマンショックによる世界金融危機など、山あり谷ありだったが、どうやら乗り越えてここまで発展してこられた。これからも環境対策や省エネなど、世界に誇る技術力を生かして社会ニーズに応え、
貢献していきたい」と挨拶した。

祝辞を述べる経産省製造産業局川上景一審議官

続いて経産省製造産業局の川上景一審議官は「合成ゴム業界はこれまで最先端の技術力によってわが国産業界を支えてきた。ちょうどきのうは政府の2011年度税制改正大綱が決まり、法人税の5%引き下げや中小企業支援策などが決ったが、これらの制度を成長戦略に生かし、さらにブレークスルーしてわが国経済を牽引してほしい」と祝辞を述べた。

この後来賓代表の西河紀男同工業会副会長(三ツ星ベルト会長)が挨拶、同じく副会長の坂本正樹氏(旭化成ケミカルズ社長)の音頭で乾杯し、歓談に入った。業界関係者約180人が参加し、晴れの40周年を祝った。