2010年12月21日 | |
タキロン、学校での事故防止に「防滑性階段用床材」開発 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タキロン |
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タキロン(本社:大阪市中央区、兵頭克盛社長)は21日、学校・屋内施設専用の遮音・防滑性階段用床材「タキステップ8L」の販売を開始したと発表した。 学校内での転落事故は年間約1800件発生しているが、このうち階段で「足を滑らした、踏み外した」「滑り止めにつまづいた」など、階段で起こった事故は1550件と80%以上を占めている。段差の構造や視認性の悪さにも原因があるという。 同社は今回、学校内での階段事故を減らそうと、遮音・防滑性階段用床材「タキステップ8L」を開発した。また、これと同じ色・柄の防滑性ビニル床シート「タキストロンGL」も同時発売する。いずれも同社安富工場(兵庫県姫路市安富町)で生産。 ■「タキステップ8L」の特長 ・防滑性とメンテナンス性の両立 :階段で防滑性能が必要な個所にエンボス(凹凸)を付けることで滑り止め効果を発揮する。また、エンボス高さを抑えることで清掃など、日常のメンテナンス性にも配慮した。 ・段鼻視認性 :照度が低くても段差の識別しやすいツートンカラーを採用。段鼻を明瞭に意識することができ、階段の踏み外しを抑制する。 ・段鼻の段差軽減 :段鼻部と踏み面の段差を小さくし、歩行時につまづきにくい設計にした。。 ・低臭性 :においの少ない材料を使用した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1292894337.doc |