2010年12月22日 |
11月フィルム出荷、OPP6カ月ぶり、CPP3カ月ぶりに前年比増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業会は21日、11月の延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムと、無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムの生産・出荷実績を発表した。 OPPフィルムは生産が2万1,071トン(前年同月比5.4%増)で5カ月ぶりの前年比増、出荷は2万1,268トン(同3.4%増)で6カ月ぶりの前年比増となった。 出荷内訳は内需が2万965トン(3.8%増)、輸出303トン(18.5%減)だった。内需は食品用、繊維・雑貨用、工業用その他の3部門とも前年を3〜4%上回った。 一方、CPPフィルムは生産が同3.6%増の1万4,600トン、出荷同4.2%増の1万4,654トンで、ともに3カ月ぶりの前年比増となった。出荷の内訳は国内出荷は1万4,282トン(同4.6%増)、輸出372トン(同7.2%減)だった。 内需では、主用途の食品包装用が1万1,868トンで同7.3%増と大きく伸び、今年夏まで高成長を続けていた工業用は同29.1%減の645トンで、2カ月連続して3割近い落ち込みをみせた。繊維・雑貨用は1,769トンで同4.9%増と堅調に推移。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1292917931.xls |