2010年12月24日 |
インドのリライアンス、ロシアのSIBURとブチルゴムのJV |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
インドのリライアンスとロシア最大の石化企業のSIBURは12月21日、インドでブチルゴムを製造するJVの設立を発表した。 ロシアのメドベージェフ大統領が同日、約100人の経済代表団を連れてインドの首都ニューデリーを訪問し、シン首相との間で、ハイテク、民用核エネルギー、文化交流などの協力について11の協定を結んだが、同発表はこれに合わせて行われた。 本年5月に覚書を締結し、詳細を詰めていたもので、インド北西部のJamanagarの経済特区のリライアンスの石油精製・石油化学基地に年産10万トンのブチルゴム工場を建設する。 2013年生産開始の予定で、投資額は450百万米ドル、SIBURが技術を出し、リライアンスが原料、インフラ、用役を受け持つ。 JVはリライアンスがマジョリティを持つ。 リライアンスでは、高成長をしているインドの自動車業界に新技術で貢献するという同社の決意の大きな一歩としている。 当初は汎用のブチルゴムを製造するが、将来的には特殊グレードの生産も行う。 |