2010年12月28日 |
11月の合成樹脂特恵輸入、タイ停止 消化率38.3% |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:財務省 |
財務省28日の発表によると、11月末現在の合成樹脂(13項)特恵輸入額は84億5,060万円で、前月から5億2,000万円弱増えた。シーリング枠消化率は38.3%となった。 国別限度額は全体の20%に当たる44億円余だが、タイはこれを超えたため10月16日付で特恵扱い停止となった。 前年度の特恵関税消化状況と比較すると、09年度(09年4月〜10年3月)は世界的な経済混乱の影響から輸入が低調で、年度合計特恵輸入額が75億9,716万円に過ぎなかった。従って今年度は既に10月末時点で前年度の輸入実績を上回っていることになる。 【11月末現在の特恵輸入消化状況(13項)】単位:1000円 ( )10月末現在 ◇中国 3,228,677(2,734,805) ◇タイ 5,039,936(5,039,936) ◇インド 151,692(126,322) ◇ブラジル 30,301(30,301) ◇合計 8,450,606(7,931,364) ■(注)2010年度の13項特恵シーリング枠は220億5,194万5,000円。国別枠は44億1,038万9.000円 |