2010年12月28日 |
NEDO、「希少金属代替材料開発プロジェクト」追加公募開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は27日、平成22年度補正予算に基づき「希少金属代替材料開発プロジェクト」について追加公募を開始した。公募締め切りは1月28日。 希少金属代替材料開発プロジェクトは、総合的な対策の一環として非鉄金属資源の代替材料及び使用量低減技術開発の確立を目的に、平成19年度からインジウム、ジスプロシウム、タングステン、平成21年度からは白金族、セリウム、テレビウム・ユーロビウムの使用量低減技術開発の開発及び代替材料開発プロジェクトを実施している。 今回は、プロジェクト基本計画のうち研究開発項目「10」「排ガス浄化向けセリウム使用量低減技術開発及び代替材料開発、透明電極向けインジウムを代替するグラフェンの開発」を追加公募した。 具体的には、「排ガス浄化向けセリウム使用量低減技術開発及び代替材料開発」では、排ガス浄化向けのセリウム使用原単位を30%以上低減するための基板技術及び製造技術を開発する。「透明電極向けインジウムを代替するグラフェンの開発」では、ITO(インジウムと錫の複合酸化物)代替を実現するため、グラフェンによる透明電極の基板技術及び製造技術」を開発する。 予算規模は約25億円程度、研究開発期間は平成24年2月29日まで。 公募説明会は、1月6日16時に川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー16階で開催する。 公募の問い合わせ先は、電子・材料・ナノテクノロジー部(FAX*044-520-5223)。 |