2011年01月05日
東ソー・宇田川社長 年頭挨拶で“環境税は業界の死活問題”
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東ソー

東ソーの宇田川憲一社長は、仕事始めとなった4日の社長年頭挨拶で“化学業界にとって今年最大の課題”として「ナフサ課税」と「環境税」の2つを挙げ、「23年度税制改正大綱では法人税の実効税率5%引き下げは決まったが、ナフサの非課税恒久化は認められず、環境税も来年10月から段階的に導入されることになった」と“強い不満”を述べるとともに、「ナフサ課税と環境税は国内石化、ソーダ業界の死活問題であり、これからも政府民主党、野党を問わず、強く反対を訴えていくつもりだ」と強調する訓辞を行った。

また、社内の経営課題では子会社、日本ポリウレタン工業(本社:東京都港区)の収益回復、プラント・トラブルの発生防止、研究開発体制の拡充・強化などを挙げ、いずれにも積極的に取り組むとの姿勢を示した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1294217063.pdf