2011年01月05日 | |
東レ、グリーンイノベーション加速へ総合開発拠点創設 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東レ |
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東レは5日、環境・エネルギー分野の総合技術開発拠点として、今年1月1日付で「E&Eセンター」(Environment & Energy Center)を創設。その基幹組織として、瀬田工場(滋賀県大津市)に「環境・エネルギー開発センター」を新設すると発表した。 同社はこれまで「事業戦略の軸足を地球環境におき、低炭素社会実現に貢献する」との経営方針のもと、LCM(ライフサイクルマネジメント)や、GHG(温室効果ガス)排出量削減、ライフサイクル視点での地球環境問題へのソリューション提供などの「グリーンイノベーション」を推進してきた。 2020年をめどに「環境配慮型製品」の売上高を1兆円、自社製品のライフサイクルによる「CO2 削減貢献度」を20 倍以上とする長期経営目標掲げ「グリーンイノベーション」事業をグローバル展開中だ。 「E&E センター」は、同事業を加速するための施策で、特に「環境・エネルギー分野」の研究・技術開発力の強化を狙う。 【「E&E センター」の概要】 (1)名称:E&E センター(Environment & Energy Center) (2)構成組織: ・環境・エネルギー開発センター (滋賀県大津市、2011 年1 月1 日新設) ・先端材料研究所 (滋賀県大津市) ・東レエンジニアリング株式会社 (東京都中央区) ・東レフィルム加工株式会社 (東京都中央区) ・東レ・プレシジョン株式会社 (滋賀県大津市) ・東麗繊維研究所(中国)有限公司 (中国江蘇省南通市) ・Toray Advanced Materials Korea Inc. (韓国ソウル特別市) <重点領域> ◇太陽電池部材 :バックシート、封止材ほか、太陽電池関連部材 ◇燃料電池部材 :電極材、電解質膜ほか、燃料電池関連部材 ◇リチウムイオン電池部材セパレーター、正負極材ほか、リチウムイオン電池関連部材 ◇環境資材 :バイオマス資材、省エネ型住環境資材、空気浄化資材 など ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1294184624.pdf |