2011年01月05日
昭和電工、化学品パーソナルケア事業を強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工

昭和電工(市川秀夫社長)化学品事業部門は、(1)スキンケア化粧品向けの材料事業(2)毛髪のカーリング剤向け材料事業(3)医療機器や外用剤基材(注)向け医療関連材料事業を強化するため、今年1月からこれらの事業を「パーソナルケア事業」と位置づけ、関連する販売機能と研究開発機能を一元化することにした。

これまでは化学品事業部門内の複数の営業部などに設けられていたが、一元化することにより、経営情報の集中化と、製品開発のスピード化を図る。

■外用剤基材とは:外用剤とは注射や内服以外の方法により薬効成分を体内へ吸収させる薬剤のこと。外用剤は基材と薬効成分からなり、基材の中に薬効成分が含まれている。

<営業品目>
(1)化粧品原料:ビタミンC・同E誘導体
(2)カーリング剤原料:パーマ剤「システイン」、ヘアカーリング剤「スピエラ」
(3)医療関連材料:パーフルオロカーボン系化合物やポリアクリル酸ナトリウム