2011年01月07日
JBA講演会「セルロース革新事業創出に向けて」 2月8日
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

バイオインダストリー協会(JBA)アルコール・バイオマス研究会は2月8日午後1時〜5時45分、東京・茅場町の鉄鋼会館で「セルロース革新事業創出に向けて/第2世代バイオエタノール・絞り込まれてきた前処理糖化技術」と題し講演会を開催する。修了後交流会。化学工学会エネルギー部会、日本エネルギー学会バイオマス部会、バイオマス利用研究会、木質バイオマス利用研究会などが協賛。

バイオ燃料への世界的ニーズの高まりとともに、バイオマス由来のバイオエタノール製造技術開発競争が活発化しており、とくに食糧と競合しないセルロース系バイオマス利用技術の開発は、最も重要なブレークスルーとして研究動向に注目が集まっている。講演会では第一線研究者が最新の成果や課題などについて報告する。

参加費は、JBA会員:3000円、非会員:5000円。(交流会費:別途3000円)

<プログラム>
◇(挨拶)アルコール・バイオマス研究会会長・食品総合研究所研究統括・長島 實氏。
◇【基調講演】「セルロース系バイオマスからのバイオエタノール生産に向けて取り組むでき課題」 東京大学大学院農学生命科学研究科教授・鮫島正浩氏。
◇「早生樹からのメカノケミカルパルピング前処理によるエタノール一貫生産システムの開発状況」 王子製紙開発所・杉浦 純氏。
◇「NEDO 加速的先導技術開発の進捗について」バイオインダストリー協会つくば研究室室長・小林良則氏。
◇「水熱分解酵素糖化法によるセルロース系バイオエタノール生産(仮題)」 三菱重工業機械・鉄鋼事業本部事業開発グループ主席・西山理郎氏。
◇「農水省<地域活性化プロジェクト>成果としての稲わら変換技術 CaCCO法の概要」 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 糖質素材研究ユニット長・徳安 健氏。
◇「日本ワインの姿を求めて/甲州の現状と将来」 中央葡萄酒社長・三澤茂計氏。
◇(終わりに)アルコール・バイオマス研究会副会長・山梨大学大学院 特認教授・佐藤充克氏。

問い合わせはJBA事務局(TEL:03−5541−2731)