2011年01月11日
昨年11月のエチレン換算輸出入バランス、出超幅再び拡大
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省化学課は11日、昨年11月のエチレン換算輸出入実績をまとめた。前月及び前年同月に比べて輸出が大幅増加したため、出超バランスは再び20万トン台へと拡大した。

11月のエチレン換算輸出量は前年比6.8%増(前月比10.4%増)の240,600トンだった。生産量に占める輸出比率は38.5%で、前月から4.2ポイント上昇した。

一方、輸入は前年比33.4%増(前月比4.5%増)の38,300トンだった。内需に占める輸入比率は9.0%となり、前月から30.9%ポイント上昇した。

輸出から輸入を差し引いた出超幅は20万2,300トンで、10月の18万1,200トンから2万1,200トン拡大した。

品目別にみると、輸出はエチレン、汎用各樹脂、SM、VCMなどが前月比増加。また輸入は、LDPE、EVA、PS、ABS樹脂などが前月実績を上回った。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1294736721.tif