2011年01月12日
ライフサイエンス知財フォーラム「COP10を振り返る」2月10日
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会、日本製薬工業協会

日本製薬工業協会とバイオインダストリー協会(JBA)は2月10日午後1時から東京・千代田区の経団連会館で、ライフサイエンス知財フォーラム「ライフサイエンス分野における生物多様性条約(CBD)/あなたの研究や特許は大丈夫ですか」を開催する。

1993年に発効した生物多様性条約は、生物多様性の保全や持続可能な利用が目的。だが、条約発効後は利益配分のあり方をめぐる議論が繰り返され、経済問題に変わってきた印象が強い。そこで昨年10月のCOP10(名古屋)を振り返り、CBDがライフサイエンス分野に与える影響を中心に産業界や大学は何をすべきか、現状と将来の課題を整理する。修了後懇親会。

【プログラム】 (敬称略)
◇ 開会挨拶:日本製薬工業協会会長 長谷川 閑史(武田薬品工業社長)

<第1部 基調講演>
【生物多様性条約:COP10を振り返って 日本の歩むべき道】 環境省自然環境局長 鈴木 正規

<第2部 プレゼンテーション>
◇「生物多様性条約とABS問題」 上智大学大学院 地球環境学研究科教授 磯崎 博司
◇「生物多様性条約を取り巻く国際環境−世界の流れは−」 JBA 生物資源総合研究所長 炭田 精造
◇「特許制度に関する議論と今後の課題−出所開示問題と伝統的知識の保護−」 東海大学 法学部法律学科准教授 田上 麻衣子
◇「海外生物資源アクセス−資源国は何を求めているのか?」 ニムラ・ジェネティック・ソリューションズ社長 二村 聡
◇「植物遺伝資源利用の現状と課題」 CBD-ABS研究会 森岡 一
◇「漢方生薬業界の課題」 日本漢方生薬製剤協会 浅間 宏志
◇「大学における伝統薬研究の現場から」 富山大学 和漢医薬学総合研究所教授 小松 かつ子

<第3部・パネルディスカッション> 「製薬業界の課題」
〈コーディネーター〉渡辺 裕二(製薬協知的財産委員会委員長/アステラス製薬〓知的財産部次長)
〈パネリスト〉磯崎 博司/炭田 精造/田上 麻衣子/二村 聡/森岡 一/浅間 宏志/小松 かつ子

◇閉会挨拶 :(財)バイオインダストリー協会専務理事 塚本 芳昭
 
参加費:フォーラム 無料、 懇親会 5,000円、定員:400人
 
 
問い合わせは「ライフサイエンス知財フォーラム」事務局(TEL:03-3241-0326 )