2001年03月07日 |
エチレンの2月の生産量、61万600トンに |
8ヵ月連続の60万トン超え、前年比は6.7%減 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工、三菱化学、経済産業省 |
経済産業省製造産業局が7日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、エチレンの2月の総生産量は61万600トンとなった。昨年7月いらい8ヵ月連続の月間60万トン超えである。ただし前月比は9.1%減、前年同月比も6.7%減となっている。定修実施コンビナートは、前月ならびに前年同月同様にゼロである。 もっとも、2月の総生産量が前月を9.1%下回ったのは、全体の稼働日数が3日(9.7%)少なかったことによるところが大きい。 一方、前年同月の6.7%減に縮小した最大の要因は、昭和電工・大分の年産22万1,000トン能力の第1号機(定修スキップ年は24万1,000トン)が昨年9月末に、また三菱化学・四日市の同27万6,000トン装置(同30万1,000トン)が今年1月中旬にともに操業を停止したことによって全体の生産能力が減少したことにあると言ってよさそう。 |