2011年01月17日
アステラス製薬、「前立腺がん治療薬」アジア、中東へ販路拡大
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は17日、欧州子会社のアステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.(本社:英国)が、欧州で販売している進行性前立腺がん治療剤「エリガード」の販売地域を、アジア、中東、北アフリカ諸国やCISなどへ拡大することになったと発表した。

2010年12月、ライセンスを受けている、トルマー Inc.(本社:米国)と、販売地域拡大について契約締結した。

「エリガード」は進行性前立腺がん治療に効果のある黄体形成ホルモン放出ホルモンで、今回の契約により販売エリアは中国、台湾、フィリピン、インドネシアなどのほか中東、北アフリカ諸国、CISなどに拡大する。

アステラス製薬は、過活動膀胱治療剤「ベシケア」、前立腺肥大症の排尿障害改善剤「ハルナール」などの泌尿器領域の製品をグローバルに展開しているが、今回契約により、さらに事業基盤が強化されるとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1295250128.pdf