2011年01月17日 |
NEDO、「有機エレクトロニクス材料の評価基盤技術」公募開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「次世代グリーン・イノベーション評価基盤技術開発」で公募を開始した。グリ−ン・イノベーション推進に必要な有機エレクトロニクス材料の基盤技術評価がテーマで、公募締め切りは2月14日。 昨年4月の「化学ビジョン研究会報告書」では、化学分野における評価研究開発拠点の整備の必要性が提言された。これを受けてNEDOでは、次世代グリーン・イノベーションの実現に必要な有機エレクトロニクス材料に関する共通的な評価基盤技術を開発することで、わが国化学産業の研究開発効率を向上・加速化させることにした。 有機ELは、その作動原理、劣化機構及び必要とされる周辺材料が、有機半導体等の有機エレクトロニクス材料全般に共通する部分が多い。今回の事業では、有機ELの材料やその周辺材料について、製造プロセスや実装時の状態も含めた評価手法の開発を目的としており、有機ELの特性や寿命に影響を及ぼす微量不純物やプロセス条件の解明を通じて、様々なプロセスに適用可能な有機エレクトロニクス材料に共通的な評価基盤技術を開発する。 産学官連携の研究開発グループの実施体制が構築できるように、公募によって研究開発実施者を選定し委託する。実施期間は平成22年度末から27年度までの約5年間。 公募説明会は20日16時30分に川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワー23階2302会議室で行う。 説明会の参加申し込み及び公募に関する問い合わせ先は、電子・材料・ナノテクノロジー部(FAX044-520-5212)。 公募締め切りは2月14日。 |