2011年01月19日
出光興産、ノルウェー領北海で3鉱区の権益取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は19日、子会社の出光スノーレ石油開発(本社:東京都港区、幅 康浩社長)が、昨年9月にノルウェー政府が実施した公開鉱区入札に参加し、3鉱区の権益を取得したと発表した。鉱区の入札には出光グループの現地法人、出光ペトロリアムノルゲ(高橋照之社長=IPN)が参加し、今年1月18日付で3鉱区を取得した。

取得した鉱区は、それぞれ面積が約16平方キロ、約489平方キロ、約1195平方キロと広く、現在IPNがオペレーターとして原油・ガスの生産を行っているスノーレ鉱区・フラム鉱区に隣接している。このため新たな油・ガス田の発見が期待されている。

■ 出光スノーレ石油開発の資本構成 :出光オイルアンドガス開発 50.5%、大阪ガスサミットリソーシズ 49.5%

【鉱区の概要】

(1)鉱区名 PL377BS
◇鉱区の位置 フラム鉱区の北西約30キロ
◇権益比率
・出光ペトロリアムノルゲ(IPN) 30%
・バイエルンガス(Bayerngas) 30%
・フランスガス(GDF Suez) 20%
・スプリングエナジー(Spring Energy) 20%
◇面積 :約16平方キロ
◇水深 :約380メートル
◇ライセンス期間 :2014年まで

(2)鉱区名 PL578
◇鉱区の位置 フラム鉱区の北約40キロ
◇権益比率
・出光ペトロリアムノルゲ(IPN) 40%
・フランスガス(GDF Suez) 30%
・ヴィエヌジー(VNG) 30%
◇面積 :約489平方キロ
◇水深 :約340メートル
◇ライセンス期間 5年間

(3)鉱区名 PL580
◇鉱区の位置 スノーレ鉱区の北約80キロ
◇権益比率
・出光ペトロリアムノルゲ(IPN) 40%
・スタットオイル(Statoil) 60%
◇面積 :約1,195平方キロ
◇水深 :約300メートル
◇ライセンス期間 5年間

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1295425630.pdf

【関連ファイル】
地図
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1295432214.pdf