2011年01月20日 |
NEDO、ウクライナと排出量取引のGISプロジェクトで合意 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ウクライナ環境投資庁(NEIA)との間で、排出量取引のGIS(グリーン投資スキーム)プロジェクトとして(1)ボイコバ炭坑水処理パイロット・プロジェクト(2)社会的プロジェクト(公共施設断熱向上プロジェクト)—を実施することで合意した。 炭坑の水処理パイロット・プロジェクトは、ルガンスク地方ボイコバ炭坑の炭坑廃水を無処理で河川に排出せず、日本の先端的な膜処理技術により飲料水化し、周辺地域に飲料水を供給するプロジェクト。 一方、社会的プロジェクトは、ウクライナ国内の学校・病院等364施設の窓枠や壁の断熱性を向上し、温室効果ガスの削減を図るプロジェクトとなっている。 NEDOは、09年3月にNEIAとの間で温室効果ガス排出枠3000万トンの購入契約を締結していた。 |