2011年01月25日 |
信越化学・第3四半期、回復順調 最終利益882億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業が25日発表した10年度第3四半期(10年4〜12月)連結決算は、米国での移転価格課税(約107億円)に対する過払い法人税の返金もあり、最終利益が前年同期比50%増の882億円と大幅増加した。売上高は同20%増の8,021億円、営業利益は35%増の1,140億円、経常利益は33.6%増の1,213億円といずれも順調だった。 米国シンテックは、ルイジアナ州ブラクマン第一工場で進めていた塩ビ第2期工事が完了し、年産能力は264万トンに拡大した。米国住宅市場の低迷が続く中、同社は世界各国に販路を拡大し堅調な出荷を持続した。オランダのシンエツPVCも出荷は堅調だった。通期予想は変更しない。 【信越化学・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 802,174(20.0) ◇営業利益 114,024(35.0) ◇経常利益 121,336(33.6) ◇当期純利益 88,212(50.3) ◇1株当たり純利益 207.75円(138.26円) 単位:百万円 ( )前期実績 ◇売上高 1,040,000(13.4) ◇営業利益 148,000(26.3) ◇経常利益 160,000(26.0) ◇当期純利益 110,000(31.2) ◇1株当たり純利益 259.07円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1295936394.pdf |