2011年01月31日

TEC、アゼルバイジャンの火力発電所2号機受注

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング(TEC)は31日、アゼルバイジャンの国有電力会社、アゼルエナジー社と発電所設備の建設契約を締結したと発表した。現地工事会社のアゼンコ社と共同で受注した。 首都バクー近郊のシマル・ガス火力発電所に、ガスタービンコンバインドサイクル発電2号機（400MW 1基）を建設する。ガスタービン、スチームタービンは三菱重工が納入。2011年2月に着工し、2013年11月に完工予定。 受注金額は非開示。プロジェクト全体の投資額は約300億円の見込み。 TECは、2002年に同国でガスパイプライン・コンプレッサーステーション建設を受注しており、この実績が今回の受注につながった。今回の契約は、日本政府が2005年にアゼルバイジャン政府と調印した円借款契約に基づくもので、同国円借款案件としてはこのパイプライン建設に続き2件目の受注となる。 アゼルバイジャンは、カスピ海の石油・ガス田開発によって高い経済成長を維持しているが、電力需要の大半を、首都バクーを含む東部アプシェロン半島で占めていることもあり、バクー近郊に高効率発電所の建設が求められていた。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1296451623.pdf （英文） TOYO Awarded Contract for Second Azerbaijan Shimal Gas Combined Cycle Power Plant Project http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1296451623.pdf