2011年02月01日 |
富士フィルム「デュアルモード機能」付き電子内視鏡 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは1日、大学病院や地域中核病院などの高度な診断・治療ニーズに応えるフルデジタル電子内視鏡システム「Advancia(アドバンシア)」の最上位プロセッサー「VP-4450HD」を、2月1日から富士フイルムメディカルで発売すると発表した。 「VP-4450HD」は、波長パターンを自由に選択し画像処理を行うことによって、通常画像から分光画像をリアルタイムに生成する分光画像処理機能「FICE」を標準搭載し、さらに通常画像とFICE画像を同時に画面表示できる「デュアルモード機能」を備えている。通常画像とFICE画像を見比べながら検査することができるため、病変部の早期発見が期待できる。 主な特長は以下の通り。 (1)医師の診断を強力にサポートする「デュアルモード機能」を新搭載 通常画像とFICE画像を同時に1つの画面に表示する「デュアルモード機能」を新搭載。通常画像とFICE画像を見比べながらの検査を可能とするため、小さな病変部の早期発見、正常部と病変部の境界線の正確な把握などをサポートする。 (2)画像処理機能をさらに強化 構造強調や色彩強調などの画像処理機能をさらに強化。例えば、食道や胃、大腸などを観察する際に、全体の彩度を落とさずに画像を強調したり、これまで見えにくかった胃粘膜上の集合細静脈(RAC)を内視鏡を近づけずに高精細に描写することができる。 (3)DVI端子とHD-SDI端子を2系統ずつ搭載 DVI端子とHD-SDI端子をそれぞれ2系統搭載しているため、使い勝手が大幅に向上。HDモニターやHDレコーダーに接続でき、医療施設のニーズに適した内視鏡システムを構築することができる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1296528334.pdf |