2011年02月02日 | |
クオドラント社の「エンプラ賞 2011」に東大・梶谷博士 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
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三菱樹脂は2日、連結子会社であるスイスの大手エンプラ関連企業、クオドラント社( Quadrant AG=本社:チューリッヒ)が主催する「QUADRANT AWARD 2011」の最終選考会で、東京大学の梶谷忠志博士が受賞者の第1位に選ばれたと発表した。日本人の第1位受賞は初めて。 同AWARDは、エンジニアリングプラスチックや複合材材料の研究開発で優れた業績を挙げた人に贈られる表彰制度で、2005年にQuadrantグループが創設した。 「エンジニアリングプラスチック若しくは複合材の材料や加工」に関する研究をテーマに、世界各国から応募のあった博士論文の中から2年ごとに受賞者を選考。今回は43件の応募があった。 賞金は1位が15,000ユーロ、2位 7000ユーロ、3位 3000ユーロ。 <受賞者> (1) Dr. 梶谷 忠志 / 東京大学(日本) ・テーマ :高分子溶液の液滴乾燥過程のダイナミクス (2) Dr. ノーマン・リッヒンゲル / スイス連邦工科大学チューリヒ校(スイス) ・テーマ :金属ナノ粒子をベースとしたコンポジット材料 (3) Dr. ミッシェル・ザイツ / ノースウェスタン大学(米国) ・テーマ :トリブロックコポリマーゲル-構造、破壊挙動とセラミック成形への応用 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1296621395.pdf |