2011年02月07日 |
東洋紡・第3四半期、経常利益4.5倍125億円に |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡が7日発表した10年度第3四半期(4−12月)連結決算は、売上高、利益とも順調で、営業利益は前年同期比2.5倍の149億円、経常利益は同4.5倍の125億円となった。最終損益は4.8億円の赤字から5.5億円の黒字に転換した。 主力のフィルム・機能樹脂事業が好調で、薄型テレビやタッチパネル向けなどの液晶・光学用途や電子部品向けフィルムの出荷が好調だった。包装用フィルムも堅調に推移した。 昨年春、仏・アルケマ社と提携し上市した、バイオマス原料を使った新規ポリアミド樹脂も、高い融点などエンジニアリングプラスチックとしての特徴が評価され自動車用途を中心に中国など海外市場で販売を伸ばした。 【東洋紡・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 249,561(7.5) ◇営業利益 14,887(155.9) ◇経常利益 12,473(352.5) ◇当期純利益 545(ー) ◇1株当たり純利益 0.73円(△0.67円) <3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 340,000(6.7) ◇営業利益 22,000(91.8) ◇経常利益 19,000(155.3) ◇当期純利益 5,000(138.8) ◇1株当たり純利益 6.70円 |