2011年02月09日 |
昭和電工、米国の黒鉛電極の能力を3万トン増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は9日、電炉鋼生産に用いる黒鉛電極について、米国拠点である昭和電工カーボン(サウスカロライナ州)の生産の能力を現行の年産4万5000トンから2013年末までに同7万5000トンに増強すると発表した。 これは、中国、インドなどアジアをはじめ米国、欧州向けを含めた「最適供給体制を強化する」(市川は秀夫社長)のが狙い。投資額は明らかにしていない。国内の能力増強については、「米国向けに輸出していたものを国内に振り向ける」(同)としており、当面は見送る。 今回、米国での能力増強は、成型・黒鉛化工程を新たに増設するほか、焼成・ピッチ含浸・再焼成工程の設備を追加することで生産能力を引き上げる。同社の特徴を活かした直径30及び32インチの大口径電極の生産に対応した設備とする方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1297239244.doc |