2011年02月15日 |
1月のPS内需4カ月連続プラス、輸出は10カ月連続減 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が15日発表した1月のポリスチレン(PS)生産出荷実績によると、生産は春の定修時期を控えてやや高めの6万6190トン、前年同月比5%増で2カ月連続の前年同月比プラスとなった。 内需は、主力の包装用がHI(ハイインパクト)シートが不振で同6%減となったものの、住宅エコポイント効果でフォームスチレン(FS)用が22%増と大幅に伸び、電機・工業用が堅調だったことから全体で5万4434トン、同1%増で4カ月連続のプラスとなった。 輸出は1824トン、同42%減で10カ月連続のマイナス。出荷合計は5万6258トン、同2%減で4カ月ぶりにマイナスとなった。 一方、スチレンモノマー(SM)をみると、生産は定修がなく27万5411トン、前年同月比9%増で2カ月連続のプラス。 内需はPSや発泡スチロール(EPS)向けが前年同月比プラスとなったものの、合成ゴム向けやアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)向けが減少したため13万609トン、同1%減で4カ月ぶりにマイナスとなった。 輸出は内需を上回る13万6494トン、同17%増で4カ月連続のプラス。出荷合計は輸出増に伴い26万7103トン、同8%増で4カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 ○SM生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1297749770.pdf ○PS生産出荷 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1297749770.pdf ○SM用途別 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1297749770.pdf ○PS用途別 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file4_1297749770.pdf |