2011年02月16日 |
トクヤマ、マレーシアの多結晶シリコンプラント起工 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマは、マレーシアで進めてきた多結晶シリコン大型プラントの建設計画がまとまり、16日、同国サラワク州 サマラジュ工業団地にタイブ・サワラク州知事やジェーコブ・マレーシア国際貿易産業副大臣ら来賓多数を迎えて起工式を行った。 新設プラントは年産6,200トン能力。国内外の太陽電池向け需要の増大に対応するもので、総投資額はインフラ・ユーティリティ設備も含めて約800億円。プラント本体の建設費はうち約650億円。2013年春完成し、同年9月の営業運転入りを目指す。操業開始時の雇用数は約300人、現地採用は280人の予定。 工場は現地法人のトクヤマ・マレーシア(Tokuyama Malaysia Sdn Bhd)が管理・運営する。 トクヤマは、これまで半導体用途を中心に多結晶シリコン事業を展開してきた。製造拠点は徳山製造所(山口県周南市)にあるが、このところ新たに太陽電池向け需要が急拡大しはじめたため、マレーシアに第2拠点を建設し、対応することにした。生産規模は徳山製造所の年産8,200トンと合わせて同14,400トンに増大する。 【新設プラントの概要】 ◇場 所 マレーシア、サラワク州ビンツル市から北東50kmのサマラジュ工業団地 ◇製 品 多結晶シリコン ◇製造能力 年産6,200トン(デボトルで7,000トンまで可能) ◇製造技術 ジーメンス法 ◇用 途 太陽電池用途 ◇計 画 2013年春完成、2013年9月より営業運転開始 ◇主要建設会社 千代田化工建設株式会社 ◇投 資 額 インフラ・ユーティリティ設備を含め 約800億円(うちプラント建設費用 約650億円) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1297834349.pdf 現地地図 |