2011年02月21日
仏山市が東京で「LED照明器具産業セミナー」3月8日
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

中国で照明器具産業が最も発展した広東省仏山市は3月8日午後1時から、東京ビッグサイト・有明ワシントンホテル・アイリスで、「LED(発光ダイオード)照明器具産業セミナー」を開く。参加無料、要登録。
問い合わせは国際貿易促進協会:TEL03-6740-8271

同セミナーには広東省、仏山市対外貿易経済合作局、仏山市南海区が主催、国際貿易促進協会、日本照明器具工業会、中国照明電器協会などが協力。仏山市のLED照明器具産業の発展状況、産業支援策と優遇措置などを説明する。

中国側から区邦敏・市南海区長、劉暁明・市対外貿易経済合作局副局長ら市幹部10氏が出席。広東新光源産業基地について紹介する。同市は広州市に隣接、珠江デルタに「広仏経済圏」を構築。広州新国際空港、広州南沙港、広州鉄道ターミナルの3大交通機関1時間以内につながる。

また、広仏地下鉄によって広州市と一体化した便利さを持つ。市は禅城区、南海区、順徳区、三水区、高明区で構成され、電気・電子、自動車部品、化学品、医薬などほとんどの産業が集約されている。総面積3,848平方キロ、市内人口600万人、2011年2月19日10年の総生産額850億ドル。

市には光電産業の発展環境が整い、中国国星光電、米SemiLEDs、OSRAMなどが進出している。市全体では世界500強のうち47社、計170社が参入、日本からは東芝、パナソニック、三菱電機、帝人、JSR、大塚製薬、AEONなど。
市ではLED外延チップ、大効率LEDカプセル、MOCVDなどチップ、カプセルから応用までLED照明器具の産業チェーンを構築することにしている。