2011年02月25日
アステラス製薬、化血研の「日本脳炎ワクチン」4月に発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アステラス製薬

化学及血清療法研究所(本所:熊本県、船津昭信理事長=化血研)とアステラス製薬は25日、日本脳炎予防用に化血研が製造する乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン「エンセバック・皮下注用」について、今年4月11日に発売の予定だと発表した。

同剤は現在、化血研が製造し、アステラス製薬が販売しているその他の「ワクチン」、「血漿分画製剤」と同様に、アステラス製薬が全国規模で販売・販促活動を行う。九州エリアでは、両社で共同販促活動を行う。

「エンセバック・皮下注用」は、日本脳炎ウイルス(北京株)をVero細胞(アフリカミドリザル腎細胞由来の株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスをホルマリンで不活化後、しょ糖密度勾配遠心及びクロマトグラフィーで精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥する。日本脳炎の予防に使用する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1298618647.pdf