2011年02月25日 |
BASF、2010年の業績過去最高 アジア地域好調 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは25日、2010年の業績が過去最高になったと発表した。売上高は前年比26%増の639億ユーロ(約7兆4,300億円)、特別項目控除前利益(EBIT)は68%増の81億ユーロ(約9,420億円)、1株当たり純利益は同22.3%増の4.96ユーロだった。 同社によると、チバとの業務統合およびコグニスの買収によりポートフォリオの強化を実現した。スチレン事業もINEOSとの統合によりSTYROLUTION社を設立、大きく前進した。2011年はさらに大幅な増収益を見込む。 201年は特に、アジア太平洋地域の業績が好調だった。売上高は44%増の125億ユーロ(約1兆4,500億円)、EBITは2倍以上増益の13億ユーロ(約1,510億円)となった。 アジア太平洋地域では、生産拠点の最適化を目指して2011〜2015年の間にさらに約23億ユーロの投資を計画している。 (注) 1ユーロの平均レート=116.24円で換算。 ニュースリリース参照 ○http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1298619008.pdf ○アジア太平洋地域の売上高と利益 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1298619008.pdf |