2011年02月28日 | ||
三菱化学と樹脂 「垂直なビル壁面」と一体の太陽電池、4月発売 | ||
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱樹脂 |
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三菱化学と三菱樹脂の両社は、4月1日からアルミ樹脂複合板に薄膜太陽電池を組み合わせた、建材一体型の太陽電池「アルポリック/ジオア」(ALPOLIC/gioa)を発売する。 樹脂の両面にアルミニウム板を貼り合わせた、三菱樹脂のアルミ樹脂複合板「アルポリック」に、三菱化学のアモルファスシリコン型薄膜太陽電池をラミネート加工し、建材と一体型の太陽電池を完成した。 樹脂板は3層構造。軽量で剛性・曲面加工性・表面平滑性などに優れている。これまで、太陽電池が設置できるのは建物の屋上や屋根など水平面に限られていたが、垂直の壁面にも太陽光発電システムが導入できるようになった。 2011年度の売上高約3億円を目指す。 ■「アルポリック/ジオア」の主な仕様 ◇発売時期 営業開始 2011年4月(納入開始:2011年10月=受注生産) ◇重さ 6.8kg/m2 (一般的な結晶シリコン型太陽電池パネルの約半分) ◇サイズ 最大1,250mm×3,800mm (受注生産のため各種の要望に対応可能) ◇発電量 公称最大出力 800mm×1,600mmサイズの例で50W ◇期待される発電量 10kWの設置容量で年間約6,000kWh(垂直面設置での試算)
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