2011年02月28日 |
1月の鉱工業生産、化学工業低下、樹脂製品3カ月連続の上昇 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が28日発表した1月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比2.4%%上昇の97.4で3カ月連続の前月比プラス。出荷は1.1%上昇の96.9、在庫は4.7%上昇の100.9、在庫率は0.7%上昇の109.3だった。 業種別に見ると、輸送機械工業、一般機械工業、鉄鋼業などが増加しけん引した。化学工業(除、医薬品)はマイナスだった。プラスチック製品工業は堅調で、生産は3カ月連続の前月比増加となった。 製造工業の生産予測調査によると、2月に前月比0.1%上昇、3月も同1.9%の上昇が見込まれているが、基調判断は前月の「総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している」と、前月からの“持ち直しの動き”を据え置いた。 化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.5%低下の95.3と4カ月ぶりのマイナス。出荷は1.4%上昇の95.2で2カ月ぶりの増加。在庫は0.3%上昇の93.6、在庫率1.8%上昇の98.6だった。 プラスチック製品工業は生産が前月比4.7%上昇の94.2、出荷5.8%上昇の95.2と、ともに3カ月連続のプラス。在庫は0.7%上昇の91.5、在庫率は4.6%低下の95.4だった。 |