2011年03月01日
3月のベンゼンACP 60ドル高 1190ドル、原油急騰を反映
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー

JX日鉱日石エネルギー(本社:東京都千代田区大手町、木村康社長)は1日、3月のベンゼン契約価格(ACP=アジア・コントラクト)が大手需要家との交渉の結果、前月比60ドル高の1トン当たり1190ドルで決着したと発表した。

中東の政情不安による原油価格急騰を反映し、世界的にベンゼンのスポット市況が上昇した。3月ACPも前月比60ドル高での決着となった。

ベンゼンACPの1190ドルは、リーマンショックが起こった2008年9月以来の高値となる。

国内価格換算想定値は1キログラム当たり102.5円で、前月から3.5円の上昇となる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1298965355.pdf