2011年03月01日
農水省、「6次産業化法」による事業計画の認定申請を受付開始
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、「地域資源を活用した農林漁業者の新事業創出・農林水産物利用促進法」(6次産業化法)が1日に施行されたのに伴い、同法に基づく「総合化事業計画」及び「研究開発・成果利用事業計画」の認定申請の受け付けを地方農政局、北海道農政事務所、沖縄総合事務局で開始した。

平成22年度6次産業化関係補正予算に基づくもので、バイオマスや再生可能エネルギー活用による雇用促進等地域活力向上などの取り組みを支援するのが狙い。

「総合化事業計画」(農水相が認定)は、農林漁業経営の改善を図るため、農林漁業者等が農林水産物及び副産物(バイオマス等)の生産及び加工または販売を一体的に行う事業活動計画。「研究開発・成果利用事業計画」(農水相及び経産相など事業所管大臣が認定)は、総合化事業計画に資する研究開発及びその成果の利用を行う事業活動計画である。

これら事業計画の認定を受けると、農業改良資金(無利子資金)の特例適用、短期運転資金(新スーパーS資金)の活用、新商品の開発や販路拡大の取り組みに対する3分の2の補助などが受けられる。

なお、「6次産業化の推進に関する総合相談窓口」を地方農政局、北海道農政事務所、沖縄総合事務局に設置した。