2011年03月02日 |
SABICとExxonMobil、エラストマーJVが基本設計段階へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:SABIC |
SABICとExxonmobilはエラストマーのJVが基本設計(FEED)段階へ入ったと発表した。 両社は2006年に、サウジの2つのJV、KEMYA(Al-Jubail)とYanpet(Yanbu)を拡張し、両JVで発生する原料を利用して、カーボンブラックやEPDM/TPE、TPO、ブチルゴム、SBR/ポリブタジェンゴムなどを生産すると発表した。 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/20107 今回、いろいろの面から検討した結果、JVの立地は KEMYAとのシナジーがベターとして、Al-Jubailに絞った。 能力はカーボンブラック、ゴム、TPOなど40万トンで、国内及びアジア、中東で販売する。 投資額は明らかにしていないが、エクソンの役員は50億ドルとしている。 JVには職業訓練学校と製品の用途開発・サポートセンターを備える。サウジの国家産業クラスター開発庁と協力し、サウジの製造部門の多様化を図る。 KEMYAは両社の50/50JVで、エチレン 70万トン、プロピレン 20万トン、LDPE 22万トン、LLDPE 85万トンを生産している。 |