2011年03月02日
アジレント、毎秒8ギガ・高分解能の任意波形発生器を発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は2日、高分解能、広帯域を実現した毎秒8GSa(ギガサンプル)または同12GSaのモジュール型任意波形発生器「Agilent M8109A任意波形発生器」を同日から販売開始したと発表した。

高確度の任意波形発生器は、衛星通信システムで使われる高密度の通信などの分野で必要とされており、同社は衛星通信、無線通信機器の開発部門、大学等の各種研究機関向けに市場開拓を進める方針。

今回発表の任意波形発生器は、高分解能と広帯域を両立させながら、業界最高クラスの不要波の少ないスプリアスフリーのダイナミックレンジと非常に高い高調波歪みを実現した。最大14ビット分解能の「M8190A」を使えば、テストシナリオの中で信号と歪みを区別し、開発中のデバイスにより厳しい負荷を与えることが容易にできる。

価格(税抜き参考価格)は、約800万円から。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1299028826.pdf